ウェブサイトのページ作成に「カチッサー効果」を応用しよう2018/2/26
人間の行動には、「法則性」があると言われています。
これをうまく活用し、より良いページづくりをしてみましょう。
「カチッサー効果」とは
「カチッサー効果」とは、働きかけによって深く考えることもせず、行動を起こしてしまう心理現象のことをいいます。
この効果を活用したページづくりの例をご紹介します。
6W2Hの「Why」を明確に
まずはじめに、ホームページで達成したい「ゴール」には下記のような内容が多いと思います。
・ホームページからの問い合わせを増やしたい
・電話によるムダな問い合わせがなくなるようにしたい
・商品やサービスを知ってもらいたい
・商品を買ってもらいたい
・サービスを利用してもらいたい
・予約してもらいたい
・とにかく一度来店してもらいたい
この、ゴールを達成するために、「6W2H」をひとつひとつ決めていきます。
例)商品が「かまぼこ」の場合
【Who】自店が
【What】かまぼこを
【When】常時(または記事を掲載した日から)
【Where】ホームページ上で
【Why】自慢の逸品だから
【Whom】主婦層
【How】ホームページのカートを利用して手軽に購入
【How much】200円で
【Why】に注目
【Why】自慢の逸品だから
たとえば、下記を比較してみてください。
『当店の自慢の逸品をぜひご賞味ください』
画像を使えば美味しそうなイメージを訴求することも可能ですが、「Why(なぜ)」自慢の逸品なのかが明記されていません。
『とびきり新鮮な素材を使い、石臼で丹念に仕上げた当店の「かまぼこ」。
プリっとした歯ごたえがたまらない』
ではなぜ自慢の逸品なのか?
・とびきり新鮮な素材を使っている
・石臼で丹念に仕上げている
これを明記し、さらに「五感」の「触感」を加えることで、食べたときのようすを想像することができる表現にしました。
より美味しそうに見えて、食べてみたいと思わせることができます。
まとめ
働きかけによって、深く考えることなしに行動を起こしてしまう・・・「働きかけ」には、いろいろなものが考えられます。
誰かにお手伝いをお願いしようとしたとき、「手伝って」とだけ言うよりは「この作業はあなたの得意分野だから、ぜひ手伝って欲しい」と、働きかけたほうが、こころよく手伝ってもらえるはずです。
その商品が「なぜ」良いのか、改めて紙に書き出してみるのもオススメです。
ぜひ、活用してみてください!