Googleから「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティを受けたら・・・2018/4/16

Googleの手動対策、ペナルティには「価値のない質の低いコンテンツ」というスパム判定が存在します。

このペナルティを受けると、対象となったコンテンツの評価が落とされ、それに伴ってGoogleの検索順位も落ちてしまいます。
最悪の場合は検索結果にすら表示されなくなる、インデックス削除というとても重いペナルティを受けることも確認されています。

このようなペナルティを受けるコンテンツに共通すること、それは他サイトのコンテンツの引用ばかりで構成されている「いわゆるコピペコンテンツ」であったり、同じサイト内に存在するコンテンツとほぼ内容が同じ(そのコンテンツページ独自の情報が極端に少ない)であるケースが多いものです。

「価値のない質の低いコンテンツ」ペナルティを受けないために

この「価値のない質の低いコンテンツ」ペナルティを受けないために、独自性という価値を与えることが最も重要です。

それでは 「コンテンツにて独自性という価値がある」とはどういうことなのか見ていきましょう。

【ただの真似は「その他大勢」に埋もれる】

アフィリエイトサイトを例に見てみましょう。アフィリエイトサイト(コンテンツ)は、どうしても「紹介する商材、商品ありき」の情報、コンテンツの作りとなってしまうので内容が他のサイトと似てしまう、コピペになりがちな傾向があります。

これは「必要な情報を見やすくまとめるようにする」という考えの元に作られるコンテンツであることも少なからず影響しています。

しかし、そうして作ったコンテンツに掲載される情報は「公式サイトどころか別のアフィリエイトサイトにも掲載されている情報」になってしまうことが多く、ユーザー目線では「購入、申込みはあなたのサイトでなくても良い」「あなたのサイトを選ぶ必然性もない」ということにもなってしまいます。

これでは他サイトのコンテンツとの差別化も出来ませんし、アフィリエイトサイトの目的でもある肝心のコンバージョンも起こりにくい(成約率もかなり低い)でしょう。

そのようなどこにでもある情報、ただ真似ただけのコピペコンテンツだと今回のような「価値のない質の低いコンテンツ」という手動対策を受けるリスクも十分にあるのです。

もちろん、このペナルティはアフィリエイトサイトに限ったことではありません。

一般的なサイトやブログでも「どこにでもあるような情報、同じ事しか書いていない」コンテンツならばやはり手動対策の対象となりますし、ペナルティを受けなかったとしても差別化が出来ていないため、ユーザーから選ばれることも少なくなります。

コピペまでは行かないとしても、他のサイトにある内容をそのまま真似ただけのコンテンツだと、同じように真似ただけのコンテンツが増えれば増えるほど「その他大勢」として埋もれてしまうことにもなるからです。

「質の低いコンテンツ」とは「そのページ単体で価値ある情報を与えていないページ」であるといえます。

独自性という価値を与えているか

「他のサイトのコンテンツと差別化できる程度に十分な独自性のあるコンテンツが必要」は、アフィリエイトサイトに限らず全てのサイトにおいても必要かつ一番大事なことだといえます。

ただ、「独自性」という言葉だけでは具体的にどういうものか分かりにくです。独自性は「伝えるべきこと(意図)を理解した上で独自の考察、意見を加えること」だと考えます。

自分の考察・意見を伝えるのですから、「人の心、思考はコピペ出来ないオリジナル」だからこそ独自性を持つコンテンツとなり、それこそが独自性という価値を提供することだと考えているからです。

また、よそから借りてきた言葉を使うよりも、たとえ言葉はつたなくても自分自身の言葉で意見・考察を伝えるほうが「ユーザーを突き動かすきっかけ」になり、ユーザーもそれを望んでいるとも考えています。

独自性がないものは、検索エンジンもユーザーも嫌う

今回はGoogleの手動対策、ペナルティとしての「価値のない質の低いコンテンツ」についての独自性を話しましたが、独自性のないコンテンツは検索エンジン(SEO)もユーザー(読者)も嫌う、「質の低いコンテンツ」と判断する共通の条件だとも言えます。

「どこにでもあるような情報」「プラスアルファが何もない」コンテンツばかりのサイトには魅力が全くないので、リピーターになる可能性は皆無だからです。

自分の言葉で語れないということは、結局は理解していないことと一緒です。

例え同じテーマ、同じネタについて書くとしても、ちゃんと自分の言葉で語り、それが独自性という価値を与えることの一番の近道です。

「独自性という価値を与えているか」は、「価値のない質の低いコンテンツ」のペナルティを受けたときだけでなく、常に考え、実現(表現)するようにすることです。

「その他大勢」に埋もれてしまわないためにも、あなた自身の言葉で情報を提供しましょう。